朝夕の涼しさをふくんだ風が心地よいですね、気づくと虫の音はすっかり秋になっていました🦗
今月発行の「未来の風」より弊社代表の佐藤のメッセージを掲載いたします。
～令和5年9月発行 第212号～
各園で園児の減少が目立ち、皆様と同じように私も心を痛めております。しかし、どんな条件の中でも数倍の申し込みがある園も私の指導先にあります。同じ努力をしていてもどこか着眼点が違うのかもしれません。そのため参考になればと思い、たくさんの入園の申し込みがある園長先生にお願いし、下記の内容をご紹介させていただきます。
佐藤 節子
～神奈川県のこども園園長先生のアンケートより～
Q．あなたの園を保護者の方々が選ぶ基準は何だと思いますか？
A．まずは園の第一印象ではないかと思います。先生たちの笑顔と明るい挨拶。保護者の方が安心してお仕事に向かえるよう「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の一言運動を実践していきます。通園している保護者の方々からは一人一人を大切にして、細やかな対応を認めていただいていることが大事な一つになると思っています。
Q．教育のカラフルさが叫ばれていますが、何を取り入れていますか？
A．まずはこどもの心を大切にすることを第一に考えながら保育を進めています。保育活動の内容は多様な取り組みをし、一人一人の得意なものが発見でき輝けるようにしています。実体験を主題に置き、驚きや発見の毎日が出来るような環境づくりと保育者の関りを心掛けています。たくさんの経験から「聞いて・考えて・行動できる子」を目指しています。
Q．職員の育成にはどのようなことをしていますか？
A．一番大切なことは職員間のコミュニケーションはうまく取り合えること。また、園内研修や会議などをこまめに行い共有理解が出来るようにしています。行事などの担当も全員で割り振り、誰もが自分の考えを表現できる場を作るようにしています。
Q．選ばれていることをどのように捉えていますか？
A．多くの方に選んでいただけていることには深く感謝しています。ご家庭と園とで子育てを共有し、一人にしない「みんなで子育て」が出来る喜びを感じています。各種行事も“参観”ではなく、保護者の方も一緒に“参加”しながら皆で成長できるように保育をしています。また、地域や関係団体との連携を取り、早い情報の発信が出来ていることも保護者の安心に繋がっているのではないかと思います。