あっという間に4月も終わりに近づいてきました🦋
今回は、毎月発行しています「未来の風」より弊社代表の佐藤のメッセージを掲載いたします。
~令和5年4月発行 第207号~
温かい春風を満喫する季節となりました。新入園児の泣き声もだんだんと少なくなり、まずはほっとなさっている今日この頃ではないでしょうか。
私も4月はほとんどが保育士のための園内研修のお仕事ですが、研修内容は最近どの園でも最大の問題である少子化対策、コロナ禍でリモート教育を受け、技術も現場も経験してない新採用保育士の再教育、子ども主体の教育現場とは?などなど今こそ大切な研修内容ばかりで音楽や右脳教育中心とはいきません。
こんな時勢下にある先生方だからこそ笑顔の対応が必須です。楽しい手遊び、先生同士のディスカッションを間に挟み、楽しかったと思っていただける研修を心掛けて、西へ東へと走り回っています。
でも、私も自分のための研修をし、脳に新しい風や知識をたっぷり入れないと毎日の研修内容がフレッシュなものでお届けできません。
仕事先からちょっと足を伸ばしショート旅をしています。今回は北陸金沢の加賀友禅、漆器、花嫁のれん列車を体験し、花嫁のれん館に行ってきました。
「えっ!遠いじゃん!」
と皆さんは思われるでしょうが毎日200キロ以上移動している私の脳は近いと判断した訳です。
豪華絢爛とはこのことかと美しい伝統芸、目を見張る光景に我を忘れ♨️に浸かり身体と心まで金箔に染まった気分でした。
私が常に頭に置いている事は、年齢を逆算して自分の知らない事、知らなかった世界をあとどのくらい見られるか?体験できるか?
昔、外国人の友人に聞いたことがありますが、海外の人から見たら、素晴らしい才能のある日本人が鳥の巣のような家に住み、ちまちま貯金をして金持ちだと思ってその事にしがみつき一生を終える日本人が不思議だそうです。金持ちとは貯金が三億円以上あり、家も500坪位、別荘を持ち、旅行も一ヶ月位、それを聞いた私はまだ30歳前でした。ひゃーぶっ飛んだよー!でも確かに納得したと思えたのは沢山の海外を旅し、人々に触れ、日本が世界ではない事を学んだ時でした。
金持ちにはなれないまでも、せめて、考え方だけは世界観を持ちたい、世界は広いぞ〜色々な考え方の人がいていいんだ!!だからこそ色々園があって、色々な子どもがいて、色々な教育があって良い⭕️旅をしてそれを学びました。日本の教育でそれが足りないことも知りました。旅は沢山の事を微力な人間に教えてくれます。
皆さんは自分の人生を振り返ったことがありますか?
限られた命を磨き自分らしく生きましょう。
2023年度のスタートです。どうぞよろしくお願いいたします。
佐藤 節子
🎵来月は園内研修を行っている様子を掲載いたします!